こんにちは、あんすみす(@ansmith_blog)です。
・〇〇依存症な人
・〇〇がやめたくてもやめられない人
・何かに四六時中ハマっている人
今回の記事は、〇〇依存症の原因である「ドーパミン」についてご紹介します。
「やめたくてもやめられない」という状態は「ドーパミン」が原因です。それを理解している/していないでは大きな差があります。
今回はそんな「ドーパミン」について記事を書いていきたいと思います!
目次
快楽物質「ドーパミン」とは?
〇〇依存症の原因は、脳から快楽物質として分泌される「ドーパミン」です。
ドーパミンとは?
人間や動物の脳にある神経伝達物質のこと。わかりやすく例えると『脳内で働く“情報の運搬屋役”です。』「感情/記憶/意思」などいった全ての情報を、脳内の神経細胞に運ぶ役割を持っています
食欲、睡眠欲、性欲、などの生理的欲求が満たされた場合はもちろん、他人に褒められたり愛されたりなどにも分泌します。
SNSの「いいね」、ゲームの「達成感」、ギャンブルの「当たった時の快感」これらの正体はすべて快楽物質「ドーパミン」です。
脳から分泌される快楽物質が欲しいために、色々な行動に駆り立てられます。
何かにハマりすぎて四六時中没頭してしまうのは、「ドーパミン」の奴隷になってしまっているためです。
「ドーパミン」には、4つの特徴があります。
- 意欲(メリット)
- 快楽(メリット)
- 攻撃性(デメリット)
- 依存性(デメリット)
一つづつその特徴を確認していきましょう。
ドーパミンの特徴(メリット) 「意欲」と「快楽」
①意欲 → やる気スイッチを押す!
②快楽 → 楽しいと感じる!
この2点は、互いに影響し合い好循環が生まれます。
①ゲームは最高!= 楽しいこと(快楽)
②楽しいこと → またやりたい!(意欲)
③またやりたい! → ゲームをする!
①意欲=やる気スイッチを押す
脳内でドーパミンが分泌されると、やる気がみなぎってきます。
・ゲームがやりたい!
・スマホをいじりたい!
・パチンコ/スロを打ちたい!
・ドキドキ/ワクワクといった感情
やる気スイッチを押して「やるぞ!」「頑張るぞ!」「楽しむぞ!」というポジティブなやる気の感情を生んでくれるのです。
②快楽=楽しい!嬉しい!
快楽とは、「楽しい!嬉しい」といった気持ちや感情です。
・フォートナイト楽しい!
・Twitterの通知が来てる!(嬉しい)
・パチンコで連チャン気持ちがいい!
・ポジティブな感情を抱く
このような気持ちになるのは、ドーパミンが脳内で分泌されたくさん働いているためです。
「また〇〇したいなぁ」のロジック(論理)
①「楽しいな!」=『快楽』の刺激
↓↓ ↑↑
②「もう一回!」=『意欲』の刺激
ドーパミンのメリット「快楽」と「意欲」が、互いに影響し合うことで好循環が生まれ、「〇〇したいなぁ」と感じるのです。
このロジックを見て、気づく方もいるかと思いますが、
ドーパミンのデメリットを見てみましょう。
ドーパミンの特徴(デメリット) 「攻撃性 」と「依存性」
③「攻撃性」 → 他人に対して攻撃性になる。
④「依存性」 → 耐性ができ、より刺激を求め依存してしまう。
③攻撃性 = ドーパミンが増え攻撃性を高める
脳内で「ドーパミンが過剰分泌」されると、他人に対してキレやすく/攻撃的になりやすくなります。
脳科学の研究によると、「ドーパミンが過剰に分泌されたマウス(実験動物)は、攻撃性が上昇した。」とされています。
・ゲームに負けてイライラする少年
・ギャンブルでお金をすり台を殴るオジさん
・なんくせつけてくるクレーマー
・イライラして発狂する人
これらの人は、脳内でドーパミンが大量に分泌されています。SNSなどでよく拡散される動画で「キレたり怒ったりする人」は、ドーパミンがかかわっているのです。
④依存性 = 耐性ができ、より刺激を求めてしまう
依存性には、ドーパミンのメリット「快楽」と「意欲」が関係しています。
先ほどあげた、メリットのロジックをおさらいしてみましょう。
①「楽しいな!」=『快楽』の刺激
↓↓ ↑↑
②「もう一回!」=『意欲』の刺激
お気づきかもしれませんが、この好循環のサイクルこそが、依存です。
そして恐ろしいことに、好循環のサイクルの中では「耐性」ができます。
( 例 ) 楽しいことを経験しても、前回と【おなじくらいの楽しさ】ではドーパミンは分泌されません。分泌するには、【前回よりももっと楽しい】ことでなければいけません。これが「耐性」です。
耐性ができれば、もっと強い刺激を求めるようになります。前回と同じでは満足できなくなってしまうのです。
そしてこのサイクルが、依存症のメカニズム(仕組み)になります。
①もっと強い刺激を!
↓↓ ↑↑
②ドーパミンが分泌!
「ドーパミン」分泌による依存症のまとめ
〇〇依存症のメカニズムは、このような流れから起きています。
「楽しい!」感情をいだく(快楽)
↓↓
ドーパミンが分泌される
↓↓
「またやりたいな」と思う(意欲)
↓↓
【同じ楽しさ】では不満足(耐性)
↓↓
さらに強い刺激が欲しい!
↓↓ 依存症 ↑↑
ドーパミンが分泌される
そんなゲーム依存症になった僕の記事はこちら↓
まとめ
- 〇〇依存症の原因は、快楽物質の「ドーパミン」
- メリットの特徴は、「意欲」と「快楽」
- デメリットの特徴は「攻撃性」と「依存性」
- 「意欲」と「快楽」の好循環の中に、耐性ができる
- さらに強い刺激を求め「依存症」になる
いかがでしたでしょうか。
依存症の原因である「ドーパミン」のメカニズムを理解できましたか?
記事を書くと「ドーパミンは悪」みたいに感じまずが、人間が生きるために必要な快楽物質です。
メリットも大きいですが、デメリットも非常に大きいのです。「飲み過ぎ厳禁」の「栄養ドリンク」と考えましょう!
なにか一つでも参考になれましたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。