雑記

映画『君の名は。』何気ない日常に、大切なことは詰まっている。

ネタバレ 感想
あんすみす
あんすみす
こんにちは!あんすみす(@ansmith_blog)です。

 

本記事は、映画『君の名は。』を見た感想、映画から受けた学びをただただ書く記事になります。

日々を過ごしていると「大切なこと」を見失いがちになるので、何かを感じていただければ幸いです。

 

まだ会ったことのない君を、探している。

 

ムスビを大切にする

musubi

映画の中で出てくる「ムスビ」
祖母である一葉の言葉に、惹きつけられた方は多いのではないでしょうか。

糸を繋げることもムスビ、
人を繋げることもムスビ、
時間が流れることもムスビ、

ぜんぶ、神様のちからや。
わしらの作る組紐も、せやから、

神様の技、時間の流れそのものをあらわしとる。

よりあつまって形を作り、
捻れて絡まって、
時には戻って、
途切れ、
またつながり。
それがムスビ。

それが時間

 

うーん、深いですね。

 

ムスビとは時間

 

すべては神様の技であり、出会いも、縁も、組紐も、ムスビであり、時間である。

 

印象的なシーンといえば、「黄昏時に瀧と三葉が出会う場面」ですよね。
過去にきた”三葉の中に入った瀧“と、現在にいる”瀧の中に入った三葉“が「黄昏時(かたわれどき)」で出会うシーン。

夕方、昼でも夜でもない時間、世界の輪郭がぼやけて、ヒト成らざるものに出会うかもしれない時間。

 

1200年に一度、糸守町に訪れる災害。二人の入れ替わりは「糸守を救うために」。

1200年の時を超え、このために二人は出会います。200年前の山崎繭五郎の大火、母二葉の死、父親が町長になった出来事でさえ、すべてに意味があり、そして繋がるのです。

人を繋げる、時間が流れるのもムスビ。
すべてに意味があり、すべてが繋がります。
普段何気ない日常でさえ、繋がる時がきます。
ムスビを大切にしましょう。

 

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人のため、みんなのために、懸命にあがく

三葉と瀧

「人のために一所懸命になれる」からこそ、人生は儚く美しい。

 

絶対に泣けるシーンと言えばこれ。
クライマックス、町長である父親を説得しに走る三葉。

あの人はだれ?
大事な人、

忘れちゃダメな人、
忘れたくなかった人。

だれ、だれ…
きみはだれ?

きみの名前は……!

 

必死に走り続け疲れもピークな三葉。
見上げると雲のうえに、2つに割れた彗星が。

ズタボロになっても、最後まであがく

 

思いきり顔から倒れ込んでしまい、体力の限界だったのか、転がり落ちるのを止めることができない。体中を痛めたのか、苦しそうな表情。

「…目が覚めても忘れないようにさ、名前書いとこうぜ」

閉じられた右手をゆっくり開く。

 

好きだ

 

溢れる涙。大切なものを握りしめるように、ぐっと全身に力を入れて、湧き上がる愛おしさを体に閉じ込める。

もう一人ではないと知る。

強い表情で勢いよく顔を上げて再び走りだす姿に、見ている人は感動したでしょう。

「成功する見込みもないけど、とにかくあがき続ける。」みんなのため、好きな人のためなら、人はとんでもない力を発揮します。

人は「誰かのため」なら、どんな過酷な運命に見舞われても、最後まであがき続ける強さが生まれます。
「自分のため」に生きる人生より、
誰かのため」に懸命に生き抜く人生の方が、美しいと思いました。

 

美しい映像と、音楽と、言葉

 

  1. 新海誠監督の美しいアニメ映像
  2. RADWIMPSの音楽
  3. 野田洋次郎さんの言葉

これら3つが重なった時、鳥肌が立つほどの感動が生まれます。

 

何気ない日常、風景が美しい

 

何気ない日常が描かれているシーンでさえ、新海誠監督が描けば「美しい風景」に変わります。

僕のような凡人とは見る箇所、見る視点が違います。

普段の生活にある「なんでもない日常」こそ実は美しいのだと、考えさせられます。

 

物語に引き込まれる音楽

期待に応えながら、期待を裏切る。
この作品の音楽作りは、そんな作業でした。

野田洋次郎

 

洋次郎さんは「監督を喜ばせたい、観る人を物語の中に引きずり込みたい」との思いで、楽曲を作り上げたそうです。

迷ったら攻める」ことを意識され、素晴らしい音楽になったのだと知りました。

 

胸の深い場所を掴まれる言葉

まだこの世界は
僕を飼いならしてたいみたいだ

望み通りいいだろう
美しくもがくよ

『スパークル』の歌詞に監督が強く影響を受け、あのクライマックスの美しい映像が生まれているそうです。

洋次郎さんの歌詞が無かったら、「過酷な運命にあがく瀧と三葉」の絵コンテは変わっていたのかもしれません。

“身の回りの小さな悩み”や、”恋心”とかが、宇宙や世界の運命の大きなモノに繋がるような「言葉の使い方」は、洋次郎さんだからこそ。とても感動します。

 

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最後に

  1. ムスビは時間であり、すべて繋がる
  2. 「誰かのため」に生き抜く人生は美しい
  3. 映像、音楽、言葉が重なって感動が生まれている
あんすみす
あんすみす
『君の名は。』何度見ても最高です。

見てない方はもちろん見て、見た方はぜひもう一度見てみてください。

きっと「大切なもの」を見つられると思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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