人生

【志高く】孫正義から学ぶ行動力を鍛える4つの考え方

こんにちは、あんすみす(@ansmith_blog)です。

現代日本人を代表する人とといえば「孫正義さん」が浮かびます。並外れた行動力で日本企業を牽引される人物です。

ソフトバンクの創業者である孫正義さんは、尊敬する坂本龍馬の影響もあり座右の銘は「志高く」です。

『志高く』著:井上篤夫

僕はこの本を読み、圧倒的な行動力に驚愕しました。

・なぜ圧倒的な行動できるのか?
・行動力を生んでいる考え方はなんなのか?

そこで今回は孫正義さんのお話を引用ながら、行動力を生んでいる考え方をご紹介していきます。

桁違いの行動力です。ぜひ見てみてください。

1〉信念は貫く

孫さんには大きな夢がありました。
「実業家になる!」
「俺は天下になる!」
「家族を幸せにする!」

高校退学、アメリカへ留学

決意はあくまでも貫き通すのだ。考えるだけなら誰でもできる。

それを一気に行動していく。一回限りの人生だから、人類の歴史に残るようなことをしたい。

みんなと同じことをしていてはとても歴史に名を残すことができない。

引用元:井上篤夫著「志高く」

あらすじ

高校退学、血を吐いて入院している父を置いて、泣く母を振り切り、志を持ってアメリカへ旅立ちました。

そして難解な米大学検定試験を前にして、試験官に「辞書の使用と時間の延長」を申し出をする場面です。

米高校入学1週間で2年生に進級、5日間猛勉強の特例で3年生に進級、すぐ大学試験を受ける暴挙にでます。日本の1年1学期の過程も終えていない日本人です。

大学試験は6教科ありすべて英語で書かれています。1日2科目で計3日行われます。孫さんは初日から愕然とします。

目の前には数十枚の英語の問題用紙が置かれました。

覚悟とは裏腹に現れた大きな壁でした。自分の無謀さに後悔したり、大抵は諦めてしまう事がほとんどだと思います。

それでも孫さんは行動を止めません。
決意は固く「心は熱く、頭は冷静」です。

試験管に「辞書使用と時間延長」の申し出を行いました。申し出は試験管から教員へ、さらには電話で教育委員会まで届きました。

孫さんの熱意に負けた教育委員長から許可が出て、朝から夜中まで辞書を引いて試験に臨むことでき、見事合格しました。

日本人の16歳が、わずか三週間で高校生活を終え大学生になったのです。

自分を信じること

アメリカでも極めて異例のケース。日本人留学生の孫さんの合格は、誰もが暴挙で無謀だと感じていました。

だが、たったひとり合格を信じていた男がいた。

孫正義自身である。

引用元:井上篤夫著「志高く」

退路を断ち夢に向かう途中で、圧倒的な大きな壁が現れます。

しかし決して諦めることなく、最後まで信念を貫くことの大切さを教えてくれます。

その熱意は、他人さえ動かすパワーと変わります。

 

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2〉時間を無駄にしない

一冊の本との出会い、その中の一枚の写真『コンピュータ・チップ』との衝撃的な出会いが「勉強の鬼」へと化しました。

この男、やることが半端ではない。

教科書、辞書、参考書など何から何まで置いた。ライトは三か所から照らした。「グワーッ!」うなり声とともに勉強を開始した。

食事をするときも風呂に入るときも勉強した。湯船につかっていても教科書から目を離さない。

車を運転するときも勉強した。テープを講義に録音し、ヘッドホンで聞く。信号待ちになると、「時間がもったいない」と教科書を開く。

引用元:井上篤夫著「志高く」

 

アメリカ人に「なんだアイツ」と言われるほどの異端児

孫さんの成績はずば抜けていました。

数名の優秀な学生とともに学長賞を受けました。留学生では初の快挙でもあります。

大学では、一日に五分だけ勉強以外にビジネスを発明する時間を設け、それ以外全ての時間を勉強に注いだそうです。

平均睡眠時間は三〜五時間。一分も無駄にしません。ズボンに大きなポケットを縫い付け、ペンから定規、電卓一式入れ授業へ向かいます。

眼をキラキラ輝かせ、教壇の一番前で学びます。教師をよくつかまえ質問をしたり、授業で学んだ事は実践も怠りません。

皆が恐れる試験の日は、嬉しくてたまりません。

 

絶対に言えること

僕より勉強してるヤツはいない

自信持って言えるよ。

家族や周りの反対をおしきり、渡米した孫さんは勉強が本業です。

「本業中の本業に、命燃やしてちぎれるほど勉強しないと罰が当たる」と常に考えていました。

「時間を無駄にしない」という考えが、物理的な限界を超えるほどの行動力を作っていたのです。

 

3〉憧れを持つ

志士のごとく

孫さんは戦国武将に憧れを持っていました。さまざまな時代を彩った武将たち、坂本龍馬や織田信長の物語に引きつけらました。

孫は織田信長から意識的に戦略眼を学んできた。

「いまの時代では、信長のように戦略的に世の中を変化させられる事業家というのは、ほとんど見当たらない。」

引用元:井上篤夫著「志高く」

一番すごいと思うのは織田信長。その破天荒な生き方に惹かれたそうです。
(すごいとはなかなか自分がなれそうもない人物)

いちばん好きなのは坂本龍馬。一回きりの人生を龍馬のように思い切り生きてみたいと、人生を真剣に考えていました。
(好きとはどこか欠点があり、とても人間的で身近に感じる人物)

信長のように 龍馬のように

「この二人に共通項はない。だが二人ともに新しいもの好きで、日本人離れした発想をする。」特に坂本龍馬には夢中になったそうです。

  偉人たちへの憧れが、孫さんの人生に大きな影響を与えました。

血湧き肉踊るような人生。

信長のように。龍馬のように。

引用元:井上篤夫著「志高く」

憧れは人の心を動かします。孫さんは歴史上の人物から生き方を学びました。

困難・無謀な挑戦・どんな時も、憧れの人物を思いかえしては勇気づけられていたのです。

 

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4〉約束を守る

目先のことより、大切なこと

孫さんには「約束を守る」という人生の哲学があります。

「母との約束を守るためです。いかなることがあっても、約束は守る」

これは孫にとって、目先のビジネスや利益よりもとても大切なことである。

引用元:井上篤夫著「志高く」

大学時代会社を興し、ゲーム機を日本からアメリカに輸入しお店へ置く事業で、資本金ゼロから一億円の利益を出しました。

更に三倍にも利益を伸ばし順調にいっている矢先、「日本に帰る」と伝え大学卒業後日本へ帰ります。

「ばかじゃないのか」と周りに言われますが、孫さんの考え方は違いました。

「ユニソン・ワールド(会社)はぼくにとって将来会社を興すための予行演習みたいなものだった。
大学卒業したら日本に帰ることははじめから決めていました」

「たとえば、たかが五〇〇億円やそこらで友情を裏切ったら、所詮その程度の人間なんだ。そういう人間に僕はなりたくない」

引用元:井上篤夫著「志高く」〜著者との対談より〜

 

母との約束

大学卒業後、日本へ帰ると母約束をしていました。元を辿れば「天下を取る、家族を幸せにする」そう決意して留学した孫さん。

アメリカで成功しようと、それより大きなビジョンがある限り一つの通過点だったのです。

なにやり「どんな事があっても家族や友達は大切にして、約束は守る」

それが孫正義さんの生き方を貫く哲学でもあります。

 

まとめ

・決して諦めずに信念を貫く行動で、他人さえ巻き込むことができる
・1秒も無駄にしない考え方が、物理的限界を超える行動を生む
・強い憧れが、自分の人生を勇気づけてくれる
・「約束を守る」ことは、人生を生き抜く哲学

いかがでしたでしょうか?
考え方から生き方まで全てが桁違いでまさに目から鱗でした。

孫正義さんの今の功績は、学生時代からの圧倒的な行動が積み重なったものでした。

考え方が、人生を切り開く行動を生むことを教えてくれます。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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