『嫌われる勇気』の名言まとめ【その⑤】
今回の記事は「いま、ここ」を真剣に生きるについてです。
・自信がなく、自意識過剰な方
・人前だと、ありのままじゃない方
・人に信頼することを恐れている方
・「普通な私」を受とめられない方
・「自分の人生」に、迷いがある方
下記の意味がわかる、名言をまとめました。
ありのまま受け入れ、勇気を持つ。
「いま、ここ」を真剣に生きる。
幸福とは、貢献感のことである。
☑️【他記事の名言まとめ】はこちら
・その①:人生を複雑にしているのは「わたし」
・その②:すべての悩みは「対人関係」の悩み
・その③:他者の期待を満たすために生きない
・その④:あなたは世界の中心(主人公)ではない
上記を見ると、さらに理解しやすくなります。
それでは、ぜひご覧下さい。
目次
【嫌われる勇気の名言】
「いま、ここ」を真剣に生きる
「いま、ここ」とは
今できることを
真剣かつ、丁寧にやっていくこと。
【嫌われる勇気の名言】
自己肯定ではなく、自己受容
自己受容とは
「できない自分」を
ありのままに受け入れ、できるようになるべく
前に進んでいくことです
自己受容とは「60点の自分」を受け入れ
「100に近づくためにはどうしたらいいか?」
と考えることです。
自己肯定とは「60点の自分」に
「本当は100点なんだ」と言い聞かせることです。
「変えられるもの」と
「変えられないもの」を
見極めるのです
「何が与えられているか」は変えられません。
「与えられたものをどう使うか」は
自分の力によって変えていくことができます。
他者信頼とは
他者を信じるにあたって
いっさいの条件をつけない無条件に信じる、それが信頼です
「裏切る、裏切らない」
を決めるのは他者の課題です。
「わたしがどうするか」だけを
考えればいいのです。
信頼することを怖れていたら
結局は誰とも
深い関係を築くことはできない
「裏切られたときの心配」
「そこで受ける傷の痛み」
それらばかり注目してませんか。
他者信頼には、勇気が必要です。
われわれには
信じることができます
疑うこともできますそしてわれわれは
他者を仲間とみなすことをめざしています
悲しいときには
思いっきり悲しめばいいのです。
信じるか、疑うか、いつもシンプルです。
他者貢献とは
他者貢献とは
「わたし」を捨てて
誰かに尽くすことではなく
むしろ「わたし」の価値を
実感するためにこそ、なされるもの
他者貢献は、自己犠牲ではありません。
「わたしは誰かの役に立っている」
と思えた時にだけ、価値を実感できます。
他者がわたしに
“なにをしてくれるか”ではなく
わたしが他者に
“なにをできるか”を考え
実践していきたいのです
周りの人のことを「仲間」と認識していれば
たとえ「ありがとう」と言われなくても
「わたしは役に立てている」と考え、行動できます。
「幸福とは、貢献感である」
それが幸福の定義です
「わたしは誰かの役に立っている」
という主観的な感覚「貢献感」を持てれば
人は幸福になることができます。
【嫌われる勇気の名言】普通であることの勇気
他者の注目を集め
「普通」の状態から脱し
「特別な存在」になることそれだけを目的としているのです
「特別によくあろう」とエリートになる
「特別に悪くあろう」と不良に走る
どちらの目的も
「特別な存在」になることです。
なぜ「特別」になる必要があるのか?
それは「普通の自分」が受け入れられないからでしょう
「普通であること」「平凡であること」
どちらもよくないことなのでしょうか。
「じつは誰もが普通ではないのか」考えましょう。
自己受容は、その重要な一歩です
「普通であることの勇気」
を持つことができたなら
世界の見え方は一変するはずです
普通であることとは
無能なのではありません。
「ありのままの自分」をどう活かすか。
【嫌われる勇気の名言】
人生とは連続する刹那である
線としてとらえるのではなく
人生は点の連続なのだ
と考えてください
「現在」ー「目標達成」
「現在」…「目標達成」
線だと思っていたものは
連続する小さな点なのです。
人生とは、連続する刹那なのです
われわれは「いま、ここ」
にしか生きることができない
「刹那」とは、「きわめて短い時間」であり
「刹那」とは、「いま、ここ」なのです。
つまり
「点(刹那)」が、あなたの「線(人生)」を描きます。
バイオリニスト、弁護士、登山家…
その方々は人生のどの瞬間も
「いま、ここ」を
生きていたのではないでしょうか?
大きなことを成した人や、歴史的偉人も
「途上としての人生」を生きたのではなく
常に「いま、ここ」を生きてきたいうこと。
ダンスをするように生きる
遠い将来の受験に向けて
勉強をしている「いま、ここ」も
すでに本番なのです
夢や目標を叶えるために
「今は我慢の時間」だと思わないで下さい。
勉強する「いま、ここ」も常に本番です。
人生とは
いまこの瞬間をくるくる
ダンスするように生きる
連続する刹那なのです
「プロ野球選手」を夢見たイチロー選手は
目の前の練習、一振り一振りと
「その瞬間」に集中していたはずです。
ダンスを踊っている
「いま、ここ」が充実していれば
それでいいのです
「家に帰るまでが遠足だぞ」の意味
家から一歩でた瞬間から、家に帰るまでの
「すべてが遠足」なのです。
「過程そのものも結果」として捉えましょう。
【嫌われる勇気の名言】
「いま、ここ」に強烈なスポットライトを当てよ
「いま、ここ」に
強烈なスポットライトを当てていたら
過去も未来も見えなくなるでしょう
「劇場の舞台」を想像して下さい。
強烈なスポットライトが当たれば
最前列さえ見えなくなります。人生も同じです。
ぼんやりとした光だと
「過去や未来」が見えてきてしまいます。
過去にどんなことがあったかなど
あなたの「いま、ここ」には
何の関係もないし未来がどうであるかなど
「いま、ここ」で考える問題ではない
繰り返しですが、人生は刹那の連続です。
過去も未来も存在しません。
「いま、ここ」だけを真剣に生きましょう。
「今日できたこと」があるはずです
今日という1日は
そのためにあったのです
「受験のため」「プロ野球選手のため」
これらの今日ではありません。
常に本番であり、刹那を見ていきましょう。
人生最大の嘘
人生における最大の嘘
それは「いま、ここ」を生きないことです
「いま、ここ」から目を背け
「過去と未来」ばかりに光を当てることは
「人生の嘘」になってしまいます。
目標など、なくてもいいのです
「いま、ここ」を真剣に生きること
それ自体がダンスなのです
夢や目標が見つかっていなくとも
「いま、ここ」を真剣に生きることが人生。
人生は、いつもシンプルです。
深刻になってはいけません
真剣であることと
深刻であることを
取り違いないでください
「いま、ここ」を真剣に生きていれば
深刻になる必要はありません。
真剣だけど、深刻ではないのです。
【嫌われる勇気の名言】
無意味な人生に「意味」を与えよ
人生の意味とはなにか?
人はなんのために生きるのか?アドラーの答えは
「一般的な人生の意味はない」
というものです
人生に意味はありません。
「いま、ここ」を真剣に踊りきったときに
明らかになっていきます。
われわれは
困難に見舞われたときにこそ前を見て
「これからなにができるのか?」
を考えるべきなのです
「どうしてこんなことに」と過去に縛られずに
「わたしに何ができる?」と前を向きましょう。
人生の意味は
あなたが自分自身に与えるものだ
サッカーの本田圭佑選手もこう語ります。
“生きてる意味は無い
ということに気付きました。
ただ「その意味」を付け加えることができる。
どんな「失敗」も
幸せな後づけが、理由づけができる。
それが、人生を豊かにする方法じゃないかな”
人生の大きな指針
自由なる人生の大きな指針として
「導きの星」というものを掲げます
人が自由を選ぼうとしたとき
道に迷うことは当然あります。
そんな時は「導きの星」を頼りましょう。
「他者に貢献するのだ」
という導きの星さえ見失わなければ
迷うことはないし
なにをしてもいい
導きの星とは「他者貢献」のことです。
「他者貢献」という星を掲げていれば
つねに幸福であり、仲間とともにあります。
世界とは
他の誰かが変えてくれるものではなく
ただ「わたし」によってしか変わりえない
世界も人生も、とてもシンプルです。
「あなた」でしか、世界は変えられません。
「あなたの力は計りしれないほどに大きい」
という事実を、忘れないで下さい。
【嫌われる勇気の名言まとめ】さいごに
「いま、ここ」を
強烈に輝かせましょう。
明日のことなど見えないくらい、強く。
参考になれたら嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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