『嫌われる勇気』の名言をまとめました。
アドラーの心理学をに沿った「青年と哲人の対話」という物語形式で紹介している本になります。
今回は「トラウマを否定せよ」についてです。
人は変われる
誰もが幸福になれる
世界はシンプルである
それでは『嫌われる勇気』の名言をご覧ください。
☑️『嫌われる勇気』の名言まとめ
・その②:すべての悩みは「対人関係」の悩み
・その③:他者の期待を満たすために生きない
・その④:あなたは世界の中心(主人公)ではない
世界の見え方
世界はシンプルであり、
人生もまたシンプルである
「世界」「人生」をどう捉えるかは自分次第です。
現実的な問題、人生に起きる出来事、それらの諸問題でさえシンプルなものである。
そう考えるのがアドラー心理学です。
複雑
「世界」が複雑なのではなく、
ひとえに「あなた」が世界を複雑なものとしているのです
「複雑なもの」はすべて自分が作っています。
「あれこれ考えると複雑に見えてしまう…」
それは「主観」に過ぎません。
主観
われわれは「どう見ているか」という主観がすべてであり、
自分の主観から逃れることはできません
人は誰もが「主観」を持っています。
主観から逃れることも、他人に見てもらうことも、他人の主観を覗くこともできません。
もし複雑に見えるなら、あなたの目が混沌とした様子を映しているのです。
シンプルな世界
あなた自身が変われば、世界はシンプルな姿を取り戻します。
問題は世界がどうであるかではなく、あなたがどうであるか、なのです
世界をシンプルに直視するためは
勇気の問題です。
その”勇気”があるか、ないかです。
トラウマを否定せよ
トラウマに苦しむのではなく、経験の中から目的にかなうものを見つけ出す。
自分の経験によって決定されるのではなく、経験に与える意味によって自らを決定するのである
アドラー心理学では、トラウマを否定します。
「自分は音痴だから、歌は歌えない」ではなく
「音痴と言われて笑われるのが怖い」から
歌わないという「目的」を作っているのです。
原因
過去の原因にばかり目を向け、原因だけで物事を説明しようとすると、話はおのずと決定論に行き着きます
決定論とは、〇〇だから〇〇という意味です。
決定論だと、過去の原因や出来事によって人生は決まってしまいます。
アドラー心理学では
過去の「原因」ではなく、いまの「目的」を考えます。
目的
「不安だから、外に出られない」のではありません。順番は逆で「外に出たくないから、不安という感情を作り出している」と考えるのです
「外に出るのが怖い」人は
実はトラウマが原因ではありません。
「外に出ない」という「目的」があり
目的を果たすために「不安」を作りだしているのです。
解釈
問題は「なにがあったか」ではなく、
「どう解釈したか」である
人は感情にも、過去にも支配されません。
貧乏、いじめ、差別、離婚、別れ
過去にどんな出来事があったとしても
どんな意味付けをするかにより、現在のあり方が決まります。
あなたは「あなた」
大切なのはなにが与えられているかではなく、
与えられたものをどう使うかである
「〇〇さんのようになりたい」と願っても
他人には生まれ変われません。
決して自分を捨てないで下さい。
「わたし」を受け入れ、愛すことが大切です。
他人の「与えられたもの」ばかりに注目せず
自分の「与えられたもの」に注目して、どう使うか考えることが大切です。
人生
自分の人生を決めるのは、
「いま、ここ」に生きるあなたなのだ
問題、課題、やるべきことは、いたってシンプル。
やれない理由をあれこれひねり出すのは自分です。
「わたし」が人生を複雑にし
「わたし」が人生を困難にしています。
これまでの過去や経験は
今後のどう生きるかについて何の影響もありません。
まとめ
変わらない「不満」を選ぶか
変わるため「幸せになる勇気」を選ぶか。
人生を変えようとする時、人間は大きな”勇気“を試されます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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