【プロゲーマー】ゲームの頂点に立つ者が、人生において大切すること

こんにちは、あんすみす(@ansmith_blog)です。

プロゲーマーのパイオニア、第一人者“梅原大吾”さんが大切にしていることをご紹介します。

梅原大吾さん著『勝ち続ける意志力』には、ゲームの頂点を極める考え方、姿勢が書いてあります。

ゲーム好きじゃない方でも響く言葉が詰まっている本です。
人生やビジネスにおいても非常に参考になります。是非読んで見て下さい。

迷う力

僕はこれまでの人生で何度もミスを犯し、失敗し、そのたびに深く考えぬいてきた。だから、流れに乗って勝利を積み重ねてきただけの人間とは姿勢や覚悟が違う。

引用：『勝ち続ける意志力』著 梅原大吾

梅原さんが頂点に立つ理由の一つが、圧倒的な努力です。地道な練習を怠ることなく、知識と技術を徹底的に磨き上げます。

技術を磨き作戦を立て、実践で繰り返し練習します。その結果の反省と改善点を細かく積み重ねていきます。

一夜漬けの練習や、運やセンスに任せた勝ち進んできた人のスタイルをみると、相手の動きがチャラチャラ見えるそうです。

「賞金が欲しい」
「人気者になりたい」
ゲームが好きというより賞金をとるために練習をしていた場合、そのゲームを心から愛している人間、そのゲームに懸けている人間には到底勝つことができません。

 

『勝つ』ではなく、『勝ち続ける』

「勝ち続けられるか？」という先の問いに、迷うことなく「Yes」と答えることができる。勝ち続けるために必要なことがなんなのか、そのためにしなければならない努力や姿勢はいかなるものなのか。強い意志を持ってそれを突き詰め、実践してきたことで築き上げてきた僕の自信は、それこそ100や200の敗北で揺らぐことなど決してない。

勝って天狗にならず、負けて卑屈にならず、絶妙なバランス状態でゲームと向き合い続ける必要があります。

「どうして自分は勝てたのか」
「どうしてあの人は負けたのか」
プラスとマイナス面を考え抜き続けることが大切です。

知識、技術の正確さ、経験、練習量といった当たり前の積み重ねがあったから勝てた。

当たり前のことをやり続けた人間が、今回に限って勝てたということなのです。

勝敗の結果には、必ず原因があります。一時的な感情に流されず、原因を分析し続ける姿勢が大切です。

挑戦すること

何かを恐れ、回避し、ごまかしながら前進したとしても、上に行こうとすればほとんどの場合回避したはずの壁に結局ぶち当たらずを得ない。ぶち当たるというか、その壁を越えなければ結局上に行けないような仕組みになっているのだと僕は感じている。だとしたら、自ら足を踏み出し、どんどん失敗していった方が、よっぽど効果的だし、より高い場所へと行ける道だと考えている。

ゲームには『調整』という仕組みあります。
『調整』とは、ゲーム内のバランスを均等にするため、弱いキャラクターが強くなったり、その逆に強いキャラクターが弱くなったりするゲームのメンテナンスです。

普通の人は『調整』が入ると強いキャラクターへ転身しますが、梅原さんは弱いキャラクターを使い続けます。

理由は、安易な道を渡らず努力を重ね成長することと、個性をなくさないためです。

大勢の人が強いキャラクターをしようしたところで、応用が効きません。その間、地道に努力を重ねればバランスに頼ることのない強さを身につけられるのです。

また、周りと同じキャラクターで群れて使用しても、個性も発揮できず勝つことすら出来なくなってしまいます。

「勝ち続ける」という強い意志力があるからこそ、あえて困難な道を選び自分自身を成長させていきます。

毎日小さな変化を得ることが目的

本当に小さくて些細なことだけど、いつもと違う帰宅路を歩いてみるとか、定番から外れたメニューを食べるとか、普段使わない駅に降りてみるとか。小さくてもいいから変えてみる。
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ふとしたとき、前よりも視野の広くなった自分に気づくことができるはずだ。少なくとも僕は、そう信じて自分を意識的に変化させている。

大きな変化を求めなくてもいい、小さな変化を発見、小さな成長があれば問題ありません。

小さな変化とは、ほんの些細なことです。その変化を毎日発見する。変化を見逃さず、毎日のように変わろうと意識することが大切です。

大きな変化、覚悟が必要になったときに躊躇せずに行動することができます。

1年2年周期でそんな時期がやってきたとき、普段から変化や挑戦を意識している人は、迷わずチャレンジする道を選ぶことができるのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか？

日本人初のプロゲーマーの梅原さんは、自分の哲学を持ちゲームを愛し、誰よりも真剣に向き合っている結果が、頂点まで上り詰めたのだと感じました。

ゲーム界のイチローと言っても過言ではないくらい、努力を積み重ねることができる人なのだと思いました。

とても勉強になりました。こういう記事を書くブロガーも、稼ぐためではなく記事を書くことの楽しさを忘れずに続けていきたいですね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。