・成功したい人
・自分自身の約束を守れない人
・周りが変えられなくて困っている人
・今の仕事/家庭環境などを変えたい人
成功する【公的成功】ためには、まず個人の成長【私的成功】を目指しましょう。
自分に対して約束し、それを守ることで少しずつ誠実/自尊心/勇気を持てるようになり、周りに影響できる人へ成長することができます。
『7つの習慣』は僕の「人生を変えるきっかけ」をくれた本です。本棚に入れておき、これからの人生で何度も読み返し続ける本の一冊です。
よかったら一度読んで見てください。必ずあなたの力になれる本だと思います。
『7つの習慣』を読む上で、おさえておくべき点を5つご紹介しています。
- 過去200年分の「成功に関する文献」を研究した本
- 真の成功 = 優れた人格を持つこと
- 人生を変えたいなら、自分の色眼鏡を変えること
- 問題の見方が問題
- 自分が変わり、周りを変えていく
今回は【自分が変わり、周りを変えていく】という点をご紹介します。
目次
私的成功とは?
私的成功とは、インサイドアウト(内から外へ)の考え方です。
他人に対して約束をしてそれを守る前に、まず自分自身に対する約束をし、その約束を守らなければならないということです。
自分から変わる!〜インサイド・アウトとは?〜
インサイド・アウト(内から外へ)と呼ぶべきアプローチのこと。自分自身の内面(インサイド)を変えることから始めるということであり、自分自身の根本的なパラダイム、人格、動機などを変えることから始めるということです。
インサイド・アウトの反対の考え方もあります。それは、アウトサイド・イン(外から内へ)のやり方です。
周りが変わるべき!〜アウトサイド・インとは?〜
自分のうまくいかない状況の責任を、周りの人や環境のせいにする人の考え方です。常に被害者意識、相手がまず変わることを要求し、相手を正そうとします。
会社にいる嫌いな上司を変えようとしたり、相手を正そうとしている人は、アウトサイド・インの考え方です。「自分は正しい。上司が変わらんとダメだ。」という姿勢は、自分の成長を止めてしまいます。
この考え方の人は非常に多いです。職場でもTwitterでもよく見かけます。アウトサイド・インの考え方が身につくと、周りのせいにする癖がついてしまいます。
僕自身、この本を読む前まではアウトサイド・インの人間でした。
〇〇がこうすればもっと良くなるのに。
職場の人、一緒に住んでいる人の欠点に目を向け、都合が悪ければ相手のせいにしていたのです。
しかし、責めたところで相手を変えられません。状況はますます悪くなるだけです。
はじめから、変えられるのは自分しかいないのです。
「じゃあ、自分自身を変える努力をしよう!」とこの本が教えてくれました。
自分自身の約束を守る
自分自身や人に対する約束とそれに対する誠実さが、人間の成長の基礎でもある、と本書に書かれています。
自分自身に対して約束を作り、目標を設定し、それを守ることが必要になる。これにより自分の人格の強さが作り上げられるのである。その人格の強さこそが、質の高い生活を可能にするのだ。
引用元:『7つの習慣』
他県から来た期待のK店長
僕の話になりますが、元ドラッグストア店で働いていた時のK店長の言葉を紹介します。
他県から異動してきたK店長の言葉です。
- 従業員の皆さんが、働きやすい環境を作っていきます。
- エリアでNO.1のお店にしましょう。
- 何かあったら何でも言って下さい。
- 接客の手本、僕が実践して教えますね。
- 「はい、すぐやります!」
従業員さん想いで、引っ張っててくれるような店長が想像できます。
自分の約束を守れないK店長
それでは実際のK店長の特徴を見てみましょう。
- 「休日出勤16時に来ます!」と自分で書きつつ来ない。
- 従業員さんの話を聞いているが、本当は聞けていない。
- 「すぐやります」と言ってやらない。
- 以前の店舗でのやり方を、異動してきた全然違う店舗でやろうとする。
- 従業員のアドバイスを聞かず、自己流で失敗する。
- 売り場の欠品補充より、自分の作業が優先。
- お客様より、バイザー(上司)が優先。
- お客様の話を聞くフリをして、売りたいもの売る。
- 万引きされたことを、従業員のせいにする。
- 自分の非を認めない。
- 謝らない。
- 影で他の社員の悪口を言う。
- 八方美人。
どうでしょうか?
最初のイメージは簡単に崩れてしまったと思います。
自分の約束も守らないK店長に、ついていこうとする従業員は一人もいませんでした。
「嘘つき店長」と裏では呼ばれつつも、自分のことを「できる店長」と思っている中々のツワモノ店長でした。
自分の成長(私的成功)の先に、成功(公的成功)が待っている
その店長は「働きやすい環境」「エリアNO.1のお店」と簡単に口にして【公的成功】を目指していました。
しかし、自分自身の成長【私的成功】を見つめることは、決してありませんでした。
ドラッグストアでエリアNO.1のお店になる!(公的成功がしたい)➡︎休日出勤します!実際は来ない…(私的失敗)
公的成功➡︎私的成功/失敗の流れでは、成功は成り立ちません。当たり前のように感じますが、この法則に気づかない人は大勢います。
K店長が公的成功を目指すのであれば、その前に私的成功を目指さなくてはいけません。
自分をを見つめ直し、お店が変わり、成功がある
終わらない時は休日出勤します!従業員さんの声聞きます!「はい、すぐやります」(私的成功)➡︎働きやすい環境になる➡︎ドラッグストアNO.1のお店になる(公的成功)
このようなインサイドアウト(内から外へ)の考え方、私的成功➡︎公的成功の流れが大切なのです。
「成功」へ向けて頑張っている人は大勢いても、自分の約束をきちんと守れている人は意外に少数です。
まとめ
- インサイド・アウト(内から外へ)の考え方が大切
- 自分自身の約束を守る
- 自分の成長(私的成功)の先に、成功(公的成功)がある
いかがでしたでしょうか?
この記事を見ていただいた後に、自分自身の約束を守れているか確認してみましょう。
きちんと自分の約束を守っている人は素晴らしい人格を持っています。
ぜひ、自分の約束こそ守るように努めてみましょう。
何かひとつでも参考になっていただけたら幸いです。
『7つの習慣』は【人類が生存するかぎり永遠に読まれる良書】だと思っています。
人間が生きていく上での基礎が詰まっています。
読んでいない方は、ぜひ読んで見てください。
普段読書をする方は、左の【ハードカバーの本】がオススメです。
手を出しづらい方は、右の【漫画タイプ】を読んで、まず全体像をつかむことをオススメします。
それから【ハードカバーの本】を読んで見てください。僕も二冊とも持っています(^ ^)
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